![]() | 新しいギターを買ってから、以前(下手すると35年前!)に創った曲の歌詞やアレンジを変えてみようと試みています。今日の旧題「風」は比較的最近の曲ですが、それでももう9年前の作。かなり大胆に詞を変えました。特に凄いのが、好きな女の子と別れる結末だった悲しい曲を「いつまでも2人で」とハッピーエンドに変えてしまったこと。書いた自分でも予想だにしない結末でした。録音機材の購入を検討しています。曲、アップできたらいいな。 |
風と 君と
詞曲 熱田丸蔵
いつだって風が吹いていた 追い立てられるように風が吹いてた
いつだって1人きりだった 息切れしても急ぎ足 停められなかった
やがてあの日君と出会った 君だけは信じられるとなぜか思った
いつだって2人でいた それでもあの風が止むことはなかった
駆け上がる階段を 踊場でふと立ち止まる
誰かが呼んでいる 「遅れちゃいけないよ」と
しがみつく君の手を 振り切ることなんてできやしない
でも迷いながら 生き急ぐ僕がいた
「何も形にならないのなら この風の中にいる方がいくらかマシさ」
本当は強がっていただけさ 突き上げる不安に足 停められなかった
「これからも風は吹くだろう」 「これからは風なんて吹きはしない」
本当は風なんて吹いちゃいない 僕が風を切って駆けていただけさ
駆け上がる階段を 踊場でふと立ち止まる
誰かが叫んでる 「もっと早く駆けるんだ」と
パノラマを見渡せば 足竦(すく)ませて立つ君がいる
怯える君の瞳 見つめ返してた
駆け上がる階段を 踊場でふと立ち止まる
誰かが叫んでる 「もう間に合わないぞ」と
差し出した君の手を 手繰り寄せて抱きしめた
もうここからは降りよう ゆっくりと2人で
いつまでも2人で

「たんぽぽの綿毛」 favoritepdさん 写真提供/フォトライブラリーさん
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